【雑談】建設業界の多重下請け構造
こんにちは、スマイリーです。
もう2週間で今年も終わり…
早いですねー💦
ここ1、2週間ほど、建設業界の多重下請けについて
ボスと話し合う機会がよくありました。
元請け先企業様より案件をいただき、施工する。
建設業界の方は、それは当たり前のように行っていらっしゃると思います。
私は元々人材業界で長く働いて来ました。
建設業界は、スマイリーが初めてです。
でも建設業界の経験がない私にとっては、新鮮な仕事の流れでした。
例えば…
大手量販店のエアコン工事だと、店舗から一次下請の会社に発注が入る。
お客様の工事希望日に合わせて、弊社に工事依頼が回ってくる。
そう、弊社は二次下請(または三次下請)になります。
メリットはもちろん案件や工程の管理をしていただけて、
店舗担当者とのやり取りを代行していただけること。
また事務作業のチェックをしていただけることも、日々ありがたく思っております。
何より、エアコンやアンテナ、住設などの工事に特化して動けることで、
多くの施工が行えること、工事のスペシャリストになれることも大きなメリットなのだと思います。
デメリットとしては、例えばお客様から工事日変更の依頼連絡があっても、
店舗→一次下請→二次下請のどこかで話が止まってしまうと、施工担当者まで連絡が来ず、
変更希望を知らない施工担当者は当日現場で知る…ということ。
実際1ヶ月のうちに、何度もあることです。
なにより一番痛感することは、
責任の所在が曖昧になる・・・これが多重下請けの一番の懸念点に感じます。
伝言ゲームあるあるのように、伝える人の知識、技術レベル、伝え方など
様々な理由で、相手への伝わり方が大きく変わってきます。
多重下請けは多様化する建設現場において、それぞれが専門に特化するために
今のような構造となったようです。
国土交通省:中建審・社整審基本問題小委員会中間とりまとめ(抄)
上記資料の中にもあるように、施工管理や品質に影響を与えている…と、指摘もあります。
この資料は平成28年に作成されたようですが、令和5年の現在まで8年が経過している。
でも尚、多重下請けバリバリで工事をさせていただいている(笑)
なかなか構造改革は簡単ではないということも、私たちはよく分かっています。
そこで、まず弊社ができることは2つだと考えます。
・責任をもった施工の実施
・お客様の利益を考えて仕事をする
この2つ。
とにかく大切だと考えています。
責任をもった施工の実施。
言わずもがな、当たり前のことです。
しかし改めて感じている“責任の所在が曖昧になりがち”だからこそ、
施工する我々は、いつでも責任ある施工をすることが求められています。
そういった責任感や緊張感を常に感じながら、仕事に取り組める集団でありたいと想っています。
そして2つ目の、お客様を想って仕事をすること。
これは「当たり前」なんです。
働く人の誰しもが「そんなの当たり前じゃん!」と思っているはずです。
しかし会社の利益や、日々の過重な仕事などによって、
一番霞みがちになるのも、お客様の存在なのかなと思うこともあります。
私達は元請け先のお客様、更にはその先にいらっしゃるお施主様。
量販店の工事においては、個人、会社のお客様。
私たちの工事の先にいるお客様が安心、安全に利用できる空調工事を提供したいと、
気を引き締め直す思いでこの年末を迎えております。
私が新卒で勤めていた会社は「はたらくを楽しもう」をスローガンに、
5つの行動指針がありました。
「社会価値の創造」「顧客志向」「プロフェッショナリズム」「チームプレー」「挑戦と変革」
働く上で、改めてこの5つはとても大切な指針だと
歳を重ねる毎に強く思います。
この中で言う「顧客志向」「プロフェッショナリズム」。
この2つを私たちは社員一同と共有し合いながら、
プロフェッショナル集団を目指して邁進して行ければと思っております。
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